https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190724/k10012006301000.html

都会から離れたリゾート地などで休暇を楽しみながら仕事も行う「ワーケーション」と呼ばれる
働き方を体験する催しが、標高およそ2600メートルの中央アルプスにあるホテルで行われました。

この催しは長野県駒ヶ根市が旅行会社などと協力して初めて企画し、関東の企業などで働く5人が参加しました。

「ワーケーション」は、英語で仕事という意味の「ワーク」と、休暇という意味の「バケーション」を組み合わせた造語で、
参加者は標高およそ2600メートルの中央アルプスにあるホテルにロープウエーで到着すると、会議室でパソコンを
使って資料を作ったり、ホテルの外で雄大な自然を写真に撮るなどしていました。

千葉県から参加した男性は、「インターネット環境も問題なく集中して仕事ができました。駒ヶ根市は仕事ができる
場所が豊富で景色もいいのでまた訪れたいです」と話していました。

駒ヶ根市商工振興課の林光洋工業係長は「観光を楽しみながら仕事を進めることで新しい発想が生まれ、
充実した仕事ができると思います。そうした場を提供していきたいです」と話していました。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190724/K10012006301_1907241405_1907241413_01_02.jpg