京都のアニメ制作会社で34人が死亡した放火殺人事件で、警察が、青葉真司容疑者(41)の自宅から、この会社が制作に関わったとみられるDVDを押収していたことがわかった。

京都市伏見区の「京都アニメーション」のスタジオで起きた放火殺人事件では、34人が死亡し、34人が重軽傷を負った。

警察は、殺人などの疑いで逮捕状が出ている青葉真司容疑者の自宅の捜索を行い、捜査関係者によると、「京都アニメーション」が制作に関わったとみられるDVDや、スマートフォンなどを押収したという。

また青葉容疑者は、事件の3日前に京都に到着していて、その日の午後には、青葉容疑者とみられる男が本社のすぐ近くを歩く様子が、防犯カメラに映っていた。

事件前日にも同じ場所で、ガソリンの携行缶などを台車に乗せて歩く姿が目撃されていて、警察は、青葉容疑者が下見を繰り返し、計画的に犯行に及んだ疑いもあるとみて調べている。

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