https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190731/k10012015961000.html

京アニ事件 青葉容疑者の自宅からパソコン押収 SNS分析も
2019年7月31日 18時29分アニメ会社放火

「京都アニメーション」のスタジオが放火され35人が死亡した事件で、青葉真司容疑者の自宅からパソコンが押収されていたことが、警察への取材で分かりました。SNSを利用していたことも確認されたということで、警察は、検索履歴や投稿の内容について分析を進めています。

今月18日、京都市伏見区にある京都アニメーションのスタジオが放火され、35人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で、警察は、放火や殺人などの疑いで逮捕状を取っている青葉真司容疑者(41)のさいたま市の自宅アパートを捜索しました。

この捜索で警察が本人のものとみられるスマートフォンのほかに、パソコンを押収していたことが新たに分かりました。

また警察によりますと、SNSを利用していたことも確認されたということです。

これまでの調べで青葉容疑者は、事件3日前の今月15日に京都に入った時にはスマートフォンを持っていなかったとみられ、翌16日にはJR京都駅の近くにあるインターネットカフェに2時間ほど滞在していたことが分かっています。

警察は、パソコンやスマートフォン、それにインターネットカフェで検索した履歴や、SNSの投稿の内容などを分析し、動機の解明につながる情報がないか詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190731/K10012015961_1907311826_1907311829_01_02.jpg