千葉県松戸市松戸の住宅で住人の常盤圭子さん(当時66)が殺害された事件で、千葉県警は8日、常盤さんの息子で、近くの松戸神社の禰宜(ねぎ)の暁彦容疑者(38)=同市松戸=を殺人容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているといい、県警は詳しい動機を調べる。

 県警によると、暁彦容疑者は7月22日午後0時40分〜午後1時15分ごろ、常盤さん宅で常盤さんの首などを刃物で切りつけるなどし、殺害した疑いがある。

 常盤さんは1階の居間で仰向けで発見され、室内には包丁のようなものがあった。一方、近くの松戸神社の敷地内では暁彦容疑者が首に大けがをして歩いているのが見つかった。8日に退院したため松戸署に任意同行し、殺人容疑で逮捕した。県警は暁彦容疑者が自ら首を切りつけたとみている。(多田晃子)

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