体罰の男性教員に懲戒処分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20190809/5050007620.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大島地区の小学校の60歳の男性教員が、児童に対して頭をたたくなどの体罰をしたとして、
県教育委員会は、この教員を9日付けで懲戒戒告の処分にしました。

懲戒処分になったのは、大島地区の小学校に勤める60歳の男性教員です。
県教育委員会によりますと、この教員は、ことし4月、児童1人に対し、
長さ1メートルの物差しで腹を2回つついたほか、ほおをひねったり、
頭をたたいたりしたにも関わらず、校長に正確に報告しなかったということです。

当時の状況を見ていた別の児童が校長に伝え、発覚しました。

この小学校では、次の授業の教材の準備などを休み時間の間に行うことになっていますが、
県教育委員会の聞き取りに対して、この男性教員は
「体罰だという認識はあったが、児童の授業の準備が間に合わなかったので、やってしまった」
などと話しているということです。

県教職員課の池田浩一課長は
「教職員一人ひとりに自覚を促すとともに、再発防止に向けた指導を徹底したい」
とコメントしています。

教職員の懲戒処分は、ことし4月以降、2人目です。

08/09 19:35