【北京時事】中国外務省の華春瑩報道局長は15日、安倍晋三首相が靖国神社に玉串料を奉納し、一部国会議員が神社を参拝したことについて、「日本側の消極的な動向に留意している。一部政界要人の歴史に対する間違った態度が反映された」と不快感を示すコメントを発表した。

 ただ、靖国問題で近年必ず言及してきた「日本の間違ったやり方に断固として反対する」との表現は消えた。

 習近平国家主席の国賓としての訪日を来春に控え、関係改善が進む日中関係に配慮した可能性がある。 

2019年8月15日 21時36分
時事通信社
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