2019年8月17日 13時5分
産経新聞

 自転車で走行中の中学生をひき逃げしたとして、神奈川県警厚木署は17日、道路交通法違反(不救護・不申告)容疑で、カンボジア国籍の派遣社員、チュン・エンソアー容疑者(31)=愛川町中津=を逮捕した。

 「声をかけたら立ち上がったので大丈夫だと思った」などとして容疑をおおむね認めている。

 逮捕容疑は、16日午後4時15分ごろ同町中津の町道で、近くに住む中学2年の男子生徒(13)の乗る自転車を普通乗用車ではね、救護せずそのまま逃走したとしている。男子生徒は病院に搬送され、肩を打撲するなど全治約1週間のけが。

 同署によると、現場は信号機のない丁字路。車が右折する際、左側から来た自転車と衝突した。目撃者が110番通報し、車種とナンバーの一部を見ていたことから、エンソアー容疑者を割り出した。

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