落し物の現金盗んだ疑いの警察官と元上司を処分
テレ朝ニュース [2019/08/23 20:45]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000162699.html

 警視庁は落とし物の現金を盗んだなどとして逮捕・起訴された府中警察署の警察官について、懲戒免職処分としました。

 警視庁府中警察署の会計課係長だった小針誠一被告(49)は警察署で保管していた落とし物などの
現金約104万円を盗んだ疑いで逮捕され、その後、起訴されました。
警視庁によりますと、小針被告は去年5月からの1年間で、署内で保管していた12件の落とし物の現金合わせて200万円余りを盗んだほか、
落とし物の情報を記載する帳簿を偽造していたということです。
警視庁は23日に小針被告を懲戒免職処分としました。

また、当時、小針被告の上司だった元会計課長(48)は事実関係について把握していながら報告せず、
小針被告に隠蔽するように指示したとして停職3カ月の懲戒処分を受けました。
元会計課長は23日付で辞職しています。

警視庁は「警察に対する信頼を損なう言語道断の行為であり、厳正に処分した。再発防止に努めて参りたい」とコメントしています。