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中国パスポートが「黄金パスポート」に ノービザ・到着ビザ渡航先拡大
2019年8月25日 16:00 
発信地:東京 [ 中国 中国・台湾 ]

【8月25日 東方新報】中国パスポートが不便で、中国人の海外渡航に制約があったのは、今では昔のこと。今年に入り、中国人がビザなしやビザの簡易取得で行ける渡航先が急速に拡大している。8月の段階で、中国人がノービザ・到着ビザで訪問できる国・地域は57を超えた。これは中国が主導する地域一体化構想「一帯一路(Belt and Road)」戦略の奏功ともいえる。一帯一路参加国との間には人的交流の促進も打ち出され、直行便も増えているからだ。中国パスポートが、いわゆる「黄金パスポート」となる日も近い。

 イランは7月16日から中国パスポートホルダーに対し、イランへの観光旅行とビジネス訪問に対して21日間のノービザ入国を認めた。これに伴い、外交部領事司および、在イランの中国大使館は中国人旅行者に向け、現地の風俗習慣への尊重や、僻地の独自旅行を避けること、現地の法律順守、地震多発に留意すること、ビザ(Visa)・マスターカード(Mastercard)などクレジットカードやトラベラーズチェックが使用できないこと、旅行保険に入ることなど、注意喚起を行った。テヘランへは深セン(Shenzhen)から直行便が出ているほか、広州(Guangzhou)発でウルムチ(Urumqi)、ドバイ経由で行くことができる。
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