長崎 対馬「50年に1度の記録的な大雨」
NHK NEWS WEB 2019年8月27日 7時21分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20190827/k10012049971000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190827/K10012049971_1908270733_1908270742_01_02.jpg

気象庁によりますと九州北部は前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になっていて、特に長崎県に発達した雨雲がかかっています。

レーダーによる解析では午前6時50分までの1時間に長崎県対馬市の美津島付近と豊玉付近で
いずれも120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

また、気象庁は午前7時すぎ「対馬市では、50年に1度の記録的な大雨となっているところがある」という情報を発表しました。

長崎県ではこのあとしばらく1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあるほか、九州北部ではあすにかけて非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は雨量が多くなっている地域では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に厳重に警戒するよう呼びかけています。

対馬市によりますと、大雨の影響と見られる崖崩れが市内の数か所で起こっているという情報がありますが、
午前7時現在、けが人などの情報はないということです。
対馬市では、引き続き情報収集にあたっています。