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夏休み明け増える自殺、文科相呼びかけ「誰かが助けてくれる」
22:23
2019/08/30

 夏休み明け前後に18歳以下の自殺が増える傾向にあることから、柴山文部科学相は30日の閣議後記者会見で、児童生徒に向け、「悩み苦しんでいたとしても、決してあなたは独りぼっちではない。誰にでもいいから悩みを話してほしい。きっと誰かが助けてくれる」と呼びかけた。

 政府がまとめた2015年の自殺対策白書によると、1972〜2013年の約40年間で、18歳以下の日別の自殺者は夏休みが終わる8月後半にかけて増えていき、9月1日が最多の131人だった。

 柴山文科相は、周囲に相談がしづらい場合には、文科省が各地の教育委員会と設置している相談窓口「24時間子供SOSダイヤル」(リンク先に電話番号あり)を利用するよう呼びかけた。