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2019/09/03(火) 03:36:45.36ID:waLVxSUi9「ブレグジットに備えよ」 英政府がキャンペーン開始
2019年09月2日
イギリスの欧州連合(EU)離脱の予定日まで2カ月を切った9月1日、英政府は「Get ready for Brexit (ブレグジットに備えよ)」と題した宣伝活動を始めた。この日は特設サイトを開設したほか、屋外広告やソーシャルメディアの広告、テレビCMなども順次始めるという。
ボリス・ジョンソン首相は、EUとの合意の有無に関わらず10月31日にEUを離脱するとしており、合意なしブレグジット(イギリスのEU離脱)による混乱が懸念されている。
合意なしブレグジットに向けた計画を指揮しているマイケル・ゴーヴ環境相は、宣伝活動を通じてEU離脱への「共同責任」をアピールしたいとしている。
この宣伝活動には1億ポンド(約130億円)の予算がかけられていると報じられており、ブレグジット前に必要な準備を国民に知らせていくという。
政治広告の批評を行っているブログ
「politicaladvertising.co.uk」の著者ベネディクト・プリングル氏によると、もし1億ポンドという予算が真実なら、イギリスの宝くじが毎年使う宣伝費の2倍だという。
「普段どれくらい宝くじの広告を見るかを考え、それを2倍すれば、向こう2カ月でブレグジット広告を目にする頻度がわかるだろう」とプリングル氏はBBCに話した。
「もっとも市民に届きやすいのは、サッカー場の広告や、ドラマ『コロネーション・ストリート』と料理番組『ザ・グレート・ブリティッシュ・ベイク・オフ』のCM枠などだ」
「ブレグジットに備えよ」の文字が見える屋外広告の写真は、内閣が宣伝活動開始前に発表したものだ。このほか、パンフレットやオンラインセミナー、各種イベントでの情報発信といった手法が使われるという。
宣伝活動は特に、欧州に旅行しようと思っているイギリス国民や、EUへの輸出に携わる企業などに向けられているとされる。
ウェブサイトでも発信
(リンク先に続きあり)
https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/F8B3/production/_108576636_information_campaign_1__1_.jpg