https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-00010000-kantele-soci

無くならない痴漢の被害…。そんな中、文具メーカー・シヤチハタが開発したのは「痴漢防止スタンプ」。

押しても一見すると何もついていないように見えますが、付属のライトをあてると手のひらのマークが浮かび上がります。

事の発端は今年の5月。安全ピンによる痴漢の撃退方法の是非がSNS上で話題に。

痴漢に対して「声をあげられない」「何らかの対策をしたい」といった女性の声をうけて、シヤチハタは…。

<シヤチハタのツイート>
「早期に対応ができるようにします。ジョークではなく、本気です」

わずか3カ月後の8月、スタンプ500個をテスト販売し、30分足らずで売り切れに。

シヤチハタは、公式ツイッターで「一番の目的は『違法行為を許さない』という意思表示、抑止力です」とツイートしました。目新しい商品に、街では…。

女性:
「便利。声出さなくても証拠残せるみたいな。(以前、痴漢された時に)友達といたから声出せたけど、1人だったらためらうかな」

別の女性:
「今日も電車の中で密着されました。(Q.男性に?)それが後ろ見たら女の人やってん(笑)スタンプは『これ見てください』って言えて証明できるならいいかな」

男性:
「押されたら『やったやろ』って言われるのもね…。私なんか男やから(冤罪が)怖いですよ。気弱いしね」

果たして、スタンプを押すことで痴漢の証拠になるのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。

菊地弁護士:
「痴漢行為の直接の証明にはなりませんが、有力な状況証拠にはなると思います。でもスタンプが押されていたからといって
『もうあなたは痴漢です!』とまではいきません。時々間違い、冤罪というのもありますから。ただ、いろんな位置関係とか顔を見ていたとか、
他のいろんな証拠と合わせると、スタンプは非常に有力な証拠にはなると思います」

Q.ほかに痴漢の証拠として挙げられるのは被害者の供述や目撃者の証言、繊維やDNA鑑定などですね

菊地弁護士:
「一番大きいのは被害者の供述、記憶ですね。あと近くにいた人の『あの人が確かに触っていました』という証言。
さらに痴漢をした人の手に被害者の服の繊維がついていたり、被害者が犯人の手をひっかいた時に、犯人の皮膚の一部が被害者に
ついていたりしたら証拠となり得ます。この例をもっと簡単にしようとしたのが今回の『痴漢防止スタンプ』ということかと思います」

Q.一方で電車通勤をされている方などは「痴漢の冤罪」が気になっているところだと思いますが…

菊地弁護士:
「電車内の場合は、手の位置を工夫して荷物を持ったりつり革を持ったりしておくのがよいと思います。
また周囲の乗客や位置関係を記憶しておくのも手です。もしかしたら真犯人がそこにいるのかもしれません。
そうしたら『あの人だ』とか、あるいは別の方が『この人はやっていませんよ』という目撃者になってくれるかもしれません。

あと、個人的な見解ですが、冤罪なのに『痴漢だ!』と言われたら、逃げることです。無罪でしたら身に覚えがないわけですから、
そこに留まって説明しなければいけない義務はないですので『すいません、先を急いでます』で。線路に逃げたりとか、
相手を押しのけて暴力をふるったりするのはダメですが、速やかにその場を離れる、これしかないと思います。
ついて行ってしまったらそのまま警察署の留置所行きになるかもしれません。冤罪の身にとって、それはかなりのリスクがあります。
あくまでも私個人の見解です」


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1が建った時刻:2019/09/07(土) 07:14:51.99