◆復旧に利用者安堵 運休1400本、63万人に影響
 京急は七日午後一時十五分ごろ、運休が続いていた京急川崎−横浜間の運転を再開した。全線の運転再開は事故から二日ぶり。
 京急によると、激しく損傷した一両目とトラックを同日未明に撤去。その後、設備の確認などを経て運転を再開した。事故で上下線約千四百本が運休するなど、六十三万人に影響が出た。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019090802000145.html

クルマと鉄道の事故、損害賠償は

損保会社によると、発生する損害賠償は、

1)脱線復旧作業代
2)電車の修理費
3)運行振り替え輸送費
4)鉄道会社への補償
などになるらしい。怪我人がいたら、さらに、ということになる。

金額を算出すると同時に、交通事故同様こうした事故も事故調査が行われて過失割合を決めることになる。

・ドライバーに違法行為はあったのか。
・クルマの機能に不具合はなかったか。
・踏切に不具合はなかったか(穴があいていて抜け出せないとか)。
・非常停止ボタンは正常に機能していたか。
などが調べられるというわけだ。

被害総額を過失割合で計算し、ドライバーが支払うべき補償額が出る。いくらになるかは、事故被害によるけれど、過去には3億円を超えた事例もあったと漏れ聞く
https://s.response.jp/article/2019/06/27/323859.html

山陽電気鉄道荒井駅列車脱線事故
★2013年(平成25年)2月12日 15時50分頃(列車脱線事故〈踏切障害に伴うもの〉)
兵庫県高砂市荒井町南栄町の山陽電気鉄道本線荒井駅近くの神鋼前踏切で、山陽姫路発阪神梅田行き直通特急(6両編成)と自動車運搬用トラックの後部が接触して先頭の2両が脱線して、電車はそのまま沿線の住宅の外壁やベランダなどを破壊しながら進行し、先頭車両が荒井駅のホームに激突して停止した。
自動車運搬用トラックが踏切を横断する際に、約10メートル先の交差点で信号待ちをしていた車があったにも関わらず踏切に進入。後部を残した状態で停止したところに下りてきた遮断棹が、直立収納状態にあった後部スロープ板(自動車を積載乗降させる際に使用する道板)に挟まってしまい、これに気付いたトラック運転者がスロープを地面に下ろして遮断棹を外し、トラックを前に進めようとしていたところ、下ろしたスロープに直通特急の車輪が乗り上げて脱線した。
これにより、電車運転士が重傷、乗客13名と信号待ちをしていた車の運転者・トラック運転者が軽傷を負った。トラック運転者は後に列車往来危険罪および自動車運転過失傷害罪の容疑で逮捕・起訴され、禁固2年6か月(執行猶予4年)の有罪判決を受けた。
同事故を受け兵庫県公安委員会は事故を起こした踏切について通行規制を設け、終日、線路内立ち往生のもととなる、大型自動車、中型自動車、大型特殊自動車の北行への通行を禁止した。また、トラックの進入を誘発した信号予告灯を撤去し、信号機の増設及び信号灯器のLED化を行った。この他、特徴が類似した踏切について、踏切から直近の交差点までの路面のカラー舗装などの注意喚起の対策を行った[75][76]。
この事故で被災した編成の先頭2両は激しい損傷を受けたため長期の運用離脱を余儀なくされ、2014年5月に川崎重工業を出場するまで車両組み換えの措置が取られた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%89%84%E9%81%93%E4%BA%8B%E6%95%85_(2000%E5%B9%B4%E4%BB%A5%E9%99%8D)
初発列車から高砂駅~大塩駅間などで運 転を見合わせ、14日の初発列車から全線で運転を再開し ました。この間、542本の列車が運休した他、59本の 列車に遅れ等の影響がありました。
http://www.sanyo-railway.co.jp/company/pdf/security_report2013.pdf