https://www.cnn.co.jp/usa/35142741.html

ヨルダン派遣の爆弾探知犬、不適切な扱いで相次ぎ衰弱死 米国務省調査
2019.09.17 Tue posted at 13:10 JST


(CNN) 米国から中東の同盟国ヨルダンに送られた爆弾探知犬が、不適切な扱いを受けて衰弱し、相次いで死んでいる実態が、米国務省の調査で明らかになった。

国務省の調査団が1年がかりで実施した実態調査によると、2008〜16年にかけてヨルダンでそうした扱いを受けて死んだ犬は少なくとも10頭に上る。生きている犬たちも、不適切な犬舎や不衛生な環境、働きすぎなどに起因する健康不良状態に陥っていた。

このほど公表された報告書の写真には、やせ衰えて肋骨(ろっこつ)が浮き出た犬たちの姿が写っている。爪は伸びたまま放置され、耳にはダニが繁殖していた。餌を入れる容器がない施設もあり、犬たちは床に投げ与えられた餌を食べていた。
(リンク先に続きあり)

やせこけた探知犬=2018年/Department of State Office of the Inspector General/Canine Validation Center
https://www.cnn.co.jp/storage/2019/09/17/3a93eab3dd2319e4121d1e6b7d3ee3ad/t/768/432/d/dog-mistreatment-jordan-large.jpg
ろっ骨が浮き出た犬/Department of State Office of the Inspector General/Canine Validation Center
https://www.cnn.co.jp/storage/2019/09/17/ffbd18201fbbc1a56e44183868589418/dog-mistreatment-jordan-super-169.jpg