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2019/09/26(木) 18:00:24.11ID:UwF6gR/H9英トーマス・クック破産で代替便の価格高騰、利用客が悲鳴
2019年09月25日
ケイティ・ホープ、ビジネス担当記者、BBCニュース
破産した英老舗旅行代理店トーマス・クックを通じて旅行の予約をしていた利用客が、飛行機の代替便やホテルの宿泊料の価格高騰に悲鳴をあげている。
フレイザー・マレンさん(53)と妻は、来月の米ニューヨーク行きのトーマス・クックのフライトを今年1月に予約。総額779ポンド(約10万4000円)を支払った。
ところが今月23日、フレイザーさんは代替便を確保するため、6000ポンド(約80万2000円)以上を支払わなければならなくなった。
炭鉱作業員のフレイザーさんは3年前、開胸手術を受けた。マレン夫妻は、術後の回復を祝うため、米旅行サイトのエクスペディアを通じてアメリカ旅行を予約した。
トーマス・クックの破綻後、エクスペディアの担当者から連絡を受けたフレイザーさんは、2人分の往路便を3009ポンド(約40万2000円)で提示された。
しかし、フレイザーさんが銀行口座に追加の資金を振り込んでいる10分間のうちに、提示されていた便は売り切れてしまったと、フレイザーさんはBBCに述べた。
エクスペディアは代わりに、往路便には1人1489ポンド(約20万)のヴァージン・アトランティック航空を、復路便には1人1570ポンド(約21万)のデルタ航空を提示。総額は6118ポンド(約82万円)に上った。
代替便にかかった費用については、航空旅行信託基金(ATOL)を通じて弁済保証を受けることになると、エクスペディアから説明を受けた。
フレイザーさんは、「保険が下りる前に代替便の費用を負担できない人は、旅行ができなくなる」と、他の利用客を気にかけた。
数少ない空席に殺到
アナリストは、こうした高額の航空券代は、予備席に限りのある路線に対して相当の需要が集中していることを示していると指摘する。
JLSコンサルティングの航空アナリスト、ジョン・ストリックランド氏によると、学校の長期休暇のピークが過ぎた9月は、休暇を取る人が多い人気のシーズンで、すでに多くの路線が満席状況だった。
航空会社はこうした航空券代の高騰を止める判断もできたが、商業上やむを得なかったという。
「トーマス・クックは巨額の負債を抱え、損失を出していたことで経営に失敗した。航空業界はもろい。これまでに数十の航空会社が破産している。可能なときに利益を生み出さない航空会社は、この業界で生き残れない」
帰国作戦の進捗は
(リンク先に続きあり)