09月27日 15時47分

中学生が直接、乳児と触れ合って出産や育児の大切さを学ぶ体験学習が富士川町で開かれました。

この体験学習は生徒たちに命の大切さを学んでもらう授業の一環として、富士川町立鰍沢中学校が町の子育て支援課の協力で行い、3年生14人が参加しました。
生徒たちは、まず町の保健師から赤ちゃんの成長過程について説明を受けたあと、実際に出産を控えた妊婦の女性のお腹に触って命が育まれている感覚を確かめました。
そして、妊婦がどれだけたいへんかを学ぶため、重さが10キロ近いベストを着けて立ったり横になったりする体験をしていました。
体験した生徒の1人は「こういう思いをして育ててくれた母親に感謝します」と話していました。
最後に、生後半年ほどの乳児とその母親が4組招かれ、生徒たちは実際に赤ちゃんを抱いてその暖かさや柔らかさを通して命い大切さを学んでいました。
生徒の1人は「赤ちゃんはずっしりしていました。自分もこのくらいの時があり、大きくなったと感じました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190927/1040007833.html