統一までGSOMIA期限11月22日

北朝鮮 10月5日に米朝実務協議で合意 場所は明らかにせず
NHK 2019年10月1日 19時14分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191001/k10012108071000.html

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北朝鮮の非核化をめぐるアメリカと北朝鮮の実務協議について、朝鮮中央通信は今月5日に行うとする北朝鮮外務省のチェ・ソニ第1次官の談話を伝えました。
北朝鮮は体制の保証や制裁の解除などを求めるとみられ、これにアメリカがどう応じるかが焦点となる見通しです。

北朝鮮外務省のチェ・ソニ第1次官が朝鮮中央通信を通じて発表した談話によりますと、今月4日にアメリカと北朝鮮の予備接触を行うのに続いて、今月5日に実務担当者による協議を行うことで合意したとしています。
一方、協議を行う場所については明らかにしていません。

そのうえで、チェ第1次官は「われわれの代表は米朝の実務協議に臨む準備ができている。私は今回の実務協議を通じて、米朝関係の肯定的な発展が加速することを期待している」としています。

実務協議ではアメリカ側は国務省で北朝鮮を担当するビーガン特別代表が、北朝鮮側は前のベトナム大使のキム・ミョンギル首席代表が代表を務めることになっています。

キム首席代表は先月20日に談話を発表し、トランプ大統領が北朝鮮による核の放棄を先行させるべきだと主張したボルトン前大統領補佐官を解任したことを評価したうえで、
アメリカは非核化の進展に応じて、見返りを与える段階的な方法をとるべきだと主張しました。

実務協議で北朝鮮は、体制の保証や制裁の解除などを求めるとみられ、これにアメリカがどう応じるかが焦点となる見通しです。