アメリカの立場にたてば、、アサド政権を潰し、シリアに親米政権を樹立できれば
アメリカの影響下に、湾岸戦争でとったイラクにパイプラインを引けた
イラク北部、イラク南部の経済復興は進み、安定した親米政権を樹立できた
経済発展すれば、シーア派とスンニー派の対立、クルド人の独立運動も抑え込めた

だから、アメリカは湾岸戦争後、シリア内戦を焚き付け、
反アサド勢力を援助し、アサド政権の打倒を狙った

しかし、シリアは取れず、逆にシリアではロシア、イランの影響力が
内戦以前より高まってしまった。さらにイラクでもロシア、イランの影響力が浸透し、
トルコまでも、ロシアの影響力が及びだした

もし、内戦が終わりアサド政権が再統一を果たし、パイプラインを通じて
イラク、イランと経済・軍事関係を深めれば、
第一次湾岸戦争以来、アメリカが投じてきた軍事費も軍人の犠牲も
すべてが無駄になってしまう。あまりにもお粗末なアメリカの中東戦略だわな