三重県で記録的な大雨 台風19号被災地も大雨のおそれ 警戒を
NHK 2019年10月18日 18時50分 リンク先に動画
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138901000.html

前線や低気圧の影響で三重県では局地的に猛烈な雨が観測され、気象庁は災害の危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
関東甲信や東北の台風19号の被災地でも19日夕方にかけて局地的に非常に激しい雨が降って大雨になるおそれがあり、洪水や土砂災害に警戒が必要です。

気象庁によりますと、前線と低気圧の影響で広い範囲で大気の状態が不安定になり、東海などで局地的に雨雲が発達しています。

三重県では、
▽午後5時10分までの1時間には尾鷲市で124ミリの猛烈な雨を観測し、
レーダーによる解析では、
▽紀北町付近で午後5時半までの1時間に、
▽大台町付近で午後6時半までの1時間に、
いずれも120ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

気象庁は、災害の危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を発表して厳重な警戒を呼びかけています。

19日は関東甲信や東北を中心に雨が強まり、夕方にかけて局地的に非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。

19日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽東海で150ミリ、
▽関東甲信と伊豆諸島で120ミリ、
▽東北の太平洋側で100ミリなどと予想されています。

台風19号の被災地では川の堤防が決壊するなどして応急的な補修工事が行われていますが、復旧できていない地域もあります。

地盤が緩んでいるところもあり、気象庁は、洪水や土砂災害の危険性が高まるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。

復旧作業や家の片づけなどの際は雨の降り方に注意し、
増水した川や山の斜面などに近づかないようにするとともに、
自治体の避難の情報などが出たら早めの避難を心がけてください。


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三重
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/K10012138861_1910181811_1910181812_01_02.jpg
NHK 2019年10月18日 18時12分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138861000.html

三重県御浜町は町内を流れる多くの川で氾濫のおそれがあるとして、
午後5時45分に全域の4181世帯8531人に避難指示を出しました。

5段階の警戒レベルのうち警戒レベル4にあたる情報で、
町は速やかに全員避難するよう呼びかけています。