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21日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で神戸市立東須磨小の教諭いじめ問題を特集した。

番組では、被害教諭の車に乗ったり、激辛カレーを食べさせる際に羽交い締めにするなど、いじめを主導していたと思われる
30代男性教諭の元同級生を取材、証言を伝えた。男性教諭は中高一貫の進学校出身で、国立大の教育学部に進み、教員になったという。

高校3年時に同じクラスだったという同級生は、教諭について「身長が高くて180センチ以上あった。運動神経は良かった。
ずっとサッカー部だった」「粗暴なタイプ。掲示板にある画びょうとかを同級生にぶつけて楽しむとか、プロレス技ですね足4の字固めですね、
そういうのを同級生にかけたりして」と話した。

その一方、「割と先生方からはかわいがられていたタイプですね。先生には刃向かったりすることはなく従順でしたので。
先生の目が行き届かないところでは悪さをするタイプですね。人を選んで悪さをするタイプでした」と指摘。「対象になる人はおとなしいタイプ、
反抗しないタイプのそういう子を狙って攻撃するって感じでしたね」と当時から“イジメ”の兆候があってことを明かした。

「(多いのは)言葉の暴力ですね。汚い言葉を浴びせたり、そういう言葉は『オマエも言ったれ』みたいに強要されたことがありますね」
と自身の体験を告白。教諭自身が志望する大学より偏差値の低い私大に推薦入試で合格した同級生に対し「教室に入ってきた時に
『負け組がやってきた』みたいなことを言っていて、こんなことを言う人がいるのかと耳を疑った」とも話した。

この教諭が卒業アルバムに記していた言葉は「ワン・フォア・オール」。皮肉にも現在の行動とはかけ離れた「一人はみんなのために」だった。