フランス産のワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーの販売が今月下旬に解禁されるのを前に、3000本余りを積んだことし初めての航空便が1日朝、羽田空港に到着しました。

ボージョレ・ヌーボーはフランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で、その年に収穫されたぶどうを使ったワインの新酒で、ことしは今月21日に販売が解禁されます。
これを前におよそ3200本のボトルを積んだ最初の航空便が、1日午前6時半ごろに羽田空港に到着しました。

到着したボージョレ・ヌーボーは、容量や産地、品名などが正しく記載されているか税関の検査を受けた後、輸入元の酒造会社に引き渡されました。

大手酒造会社によりますとボージョレ・ヌーボーは1日から順次、国内各地の空港に到着し、シーズン中、およそ456万本が輸入される見通しだということです。

フランスではことしの夏、記録的な猛暑となり、ぶどうの収穫量は例年より2割減ったということですが、収穫期は好天に恵まれ、ぶどうが完熟して糖度が増し、なめらかな味わいに仕上がっているということです。

大手酒造会社「サントリーワインインターナショナル」の綾木徹輸入ブランド部長は「家族、友達、会社の皆さんと旬のワインを楽しんでもらいたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/K10012160061_1911011051_1911011056_01_03.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/K10012160061_1911011051_1911011056_01_02.jpg

2019年11月1日 11時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012160061000.html