ことし7月、東京・新宿区の路上で帰宅途中の女性の頭を繰り返し蹴るなどしてけがをさせたうえ、わいせつな行為をしたとして49歳の会社員が逮捕されました。

逮捕されたのは、北九州市の会社員、津田実容疑者(49)です。

警視庁によりますと、ことし7月、新宿区新宿3丁目の路上で帰宅途中の女性に体当たりして押し倒し、頭を蹴るなどして3週間のけがをさせたうえ、体を触るわいせつな行為をした疑いが持たれています。

現場の近くの防犯カメラには、繰り返し女性の頭を蹴る様子が映っていて、けがを訴えて抵抗する女性に対し、「おつかれさんです」と言いながら暴行を続けたということです。

女性との面識はなく、前の日から出張で北九州から東京に来ていたということです。

警視庁によりますと、逮捕直後の調べに対して津田容疑者は「酒に酔っていて全く覚えていない」と供述していましたが、その後は黙秘しているということです。

2019年11月1日 11時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012160181000.html