2020年東京五輪陸上のマラソンと競歩の開催地を札幌市に変更する国際オリンピック委員会(IOC)案ついて、1日、IOCは東京都、大会組織委員会、日本政府と4者会談を開き、東京都の小池百合子知事は今朝、IOCのバッハ会長から直接、メールを受け取り、新提案を受けたことを明らかにした。

バッハ会長は今回、マラソン開催地の札幌移転にともない、使用されなかった都内のマラソンコースを活用して、大会閉幕後、「オリンピックセレブレーションマラソン」を開催したらどうかと提案したという。

小池知事はIOCからの突然のコース変更提案に、準備に心血を注いできた都民は失望しているとして、IOC側に「ぜひとも、誠意ある対応を示す必要があると繰り返してきた」と指摘。その上で「(バッハ会長から)真摯なメッセージを頂戴した」と評価して、今後、この新イベントについてIOCとともに具現化していくことに意欲を示した。

11/1(金) 14:17
産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000546-san-spo
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