42年前に打ち上げられたアメリカの惑星探査機、ボイジャー2号が、太陽系の外に出たことをNASA=アメリカ航空宇宙局などが確認したと発表しました。7年前に人類史上、初めて太陽系の外に出た別の探査機のデータとあわせることで、宇宙空間についての研究が進むものと期待されています。

ボイジャー2号は、アメリカが1977年に打ち上げ、太陽系の惑星の新たな衛星を数多く発見したほか、天王星、海王星に接近した唯一の探査機です。

NASAとアイオワ大学の研究チームによりますと、太陽系の外に向かって飛行しているボイジャー2号から送られてきたデータを分析したところ、去年11月5日に太陽から放出される粒子の密度が急激に減少する一方、「銀河宇宙線」という粒子が増加したことがわかりました。

同様の変化は7年前に太陽系を出たボイジャー1号でも観測されていることからボイジャー2号も太陽系を出て「星間空間」と呼ばれる領域に達したことが確認できたということです。

ボイジャー2号が太陽系の外に出たのは、太陽からおよそ177億キロメートルのところで、ボイジャー1号が太陽系を出た距離とおよそ4億5000万キロしか変わらなかったということです。

アイオワ大学の研究者は「異なった方向に進む2つの探査機から得られたデータを比較することで、われわれの知らない遠くの宇宙についての貴重な知識を得られるだろう」と期待しています。

2019年11月5日 8時44分
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