玉野市長コメントは”コピペ”

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20191112/4020004083.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

市長のコメントはいわゆる“コピペ”されたものでした。
玉野市役所が宇高航路の休止に関して、11日に発表した市長のコメントが、
直前に出された県知事のコメントを、ほぼそのまま引用して作成されていたことがわかりました。
市は不適切だったことを認め、陳謝したいとしています。

このコメントは、玉野市と高松市を結ぶ宇高航路のフェリーが運航を休止することを受け、
11日夕方、玉野市から報道機関向けに発表されました。
A4の紙に日付とタイトル、それに黒田晋市長のコメントが、7行の文章で書かれています。
文面は「宇高航路につきましては」で始まり、「生活交通」や「利用者が大きく減少している現状を鑑みますと」
という表現が続き、最後に「残念ではありますが、やむを得ないものと受け止めております」とつづられています。

ところがこのコメントが、およそ6時間前に県から発表された知事のコメントと、
日付やタイトルの表記、それに文章の主な表現まで非常に似通っていました。

コメントの原案を作成した玉野市の総務課は、NHKの取材に対し、市長から
「フェリー会社にともに財政支援をしている県のコメントを逸脱しないように」
と指示を受けたため、県のコメントを参考に、表現の一部を変えたと説明しています。
できあがった文章は、県の文章をいわゆる“コピペ”して作られた形で、
市は不適切だったことを認め、陳謝したいとしています。

玉野市総務課の晋文一課長は「反省している。今後はこうしたことがないようにしたい」と述べました。

11/12 16:41