県警が交通違反取り消し 謝罪

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20191115/1060005886.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

群馬県桐生市の道路で車で一時停止をしなかったとして違反切符を切られた38人について、
県警察本部は違反の確認が不十分だったとして処分を取り消し、謝罪しました。

県警察本部によりますと、ことし6月から9月にかけて桐生市新里町の一時停止の標識がある
市道の丁字路で、38人が車で一時停止をしなかったとして違反切符を切られました。
しかし、このうち1人の男性から、
「車が一時停止をしたかどうか警察官から見えなかったのではないか」
と指摘があり、調べたところ、当時、警察官が取り締まりのために止めていたパトカーの位置からは、
車が停止線の数メートル手前で止まった場合、道路脇の雑草などで見えなかったことが分かりました。

このため県警察本部は、違反の確認が不十分だったとして処分を取り消し、
謝罪するとともに、反則金合わせて26万6000円を返還することにしています。

県警察本部交通指導課は、「みなさまに大変ご迷惑をおかけし申し訳ない。
適切な取り締まり方法について指導を徹底していきたい」とコメントしています。

11/15 20:43