https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191124-00000004-moneypost-bus_all

近年、映画館では上映中のスマートフォン使用禁止に関するアナウンスが行われている。
しかし啓発も虚しく、上映中にスマホをいじり周囲に不快感を与える観客もいるという。
たとえ音が出ていなくても、スマホの明かりは、劇場で集中して映画を楽しみたい観客にとっては非常に迷惑だ。

巨大なスクリーンで映画を楽しむために2000円弱支払って劇場に足を運んでいるにもかかわらず、
なぜスマートフォンという“小さなスクリーン”に注意を向けてしまう人がいるのか。
「映画館でつい、スマホをいじってしまう」という男子学生Aさん(20代)は、その理由をこう語る。

「なぜかと聞かれると『なんとなくスマホが気になるから』というのが正直なところですね……。
映画って2時間じっとしているのが結構耐えられない。そんなに長い動画を観ることって普段ないので。
YouTubeは長くても20分くらいじゃないですか? 本当に2時間ずっと面白ければスマホは見ないと思いますけど、
映画って見なくても話がわかるシーンがあるから。そういう時間はLINEやTwitterをチェックした方が合理的な気がします」(Aさん)

しかし、学生にとって映画の学生料金1500円は決して安くはないはずだ。なぜわざわざお金を払って劇場に足を運ぶのか。
また周囲の迷惑についてはどう感じているのだろうか。

「映画に行くのは友達と遊びに行く感覚。作品を楽しむというよりも、話題の映画を観に友達と“遊びに行く”。
だから話が難しかったりすると、『あ、これ興味ないわ』ってなる時もあります。周囲への迷惑については、
画面の明かりを暗めにしているので、そんなに問題ないと思う。音も出していませんから」(Aさん)

どうも、それほど後ろめたい気持ちはなさそうなAさん。だが、映画館でスマホをチェックする人たちは、Aさん同様、
悪気なくやっているケースが多いようだ。別の女子大学生Bさん(10代)は、スマホをチェックしてしまう理由についてこう語る。

「スマホを見つつ、映画の内容を理解することもできます。家ではスマホでTwitterを見ながら、テレビをつけて、
iPadで雑誌を読んだりしています。その使い分けている感じが、ちょうどいい。あと、やっぱり大きいのは“不安”です。
2時間以上スマホをチェックしないと、自分が見ていない間になにか起きているんじゃないかと不安になっちゃうんですよね。
その間に大事な連絡が来ていたら、すぐに返事ができなかったりする可能性もあるので、損したくない。
映画って時間が長いので、その間に別のことをしたいと思うのは自然ではないでしょうか」(Bさん)

あらゆる電子機器に囲まれ、さまざまなサイズのスクリーンに同時接触するライフスタイルが日常化している昨今。
「映画鑑賞」という目的のためだけに長時間じっと座り続けることに耐えられなかったり、つねにSNSの情報に接触していないと
不安を感じるという若者もいるようだ。だが、映画館でのスマホ使用禁止は最低限のルールだということは、知っておいてほしい。


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1が建った時刻:2019/11/24(日) 17:14:07.69