0001ばーど ★
2019/11/27(水) 08:43:02.79ID:nOFioycJ9町教委によると、担任教諭と、授業をサポートする教諭らが7日の体育の授業前、長さ約90センチの手芸用ゴムひもを走り高跳びの「バー」として使うため、園芸用の棒2本(長さ約1・5メートル)に結びつけた。この自作の教具を二つ用意したという。
授業は体育館で行われ、児童41人を6グループに分け、うち2グループがこの教具を使用。ゴムひもは地面から30センチ前後の高さにし、左右に立たせる2本の棒は別々の児童が支えた。棒を支えていた男児の1人の目に棒が当たり、負傷した。当時、2人の教諭はこのグループから離れた所で相談していて、事故が発生した瞬間を見ていなかったという。
男児は目の出血が確認されたため救急車で東海大学付属病院(伊勢原市)へ搬送され、「左目失明」と診断された。手術を受けて入院し、13日に退院した。19日から小学校への登校を再開した。
担任教諭は走り高跳びの練習にゴムひもを使うことで、「跳ぶ児童の恐怖心を軽減できる」「跳ぶ機会をより多く持てる」と考えたという。また、同校には走り高跳び用のバーと、それを支えるスタンドが5セットあるが、着地する際に体を受け止める厚手のマットは2点だけだったことから、正規の教具であるバーとスタンドの使用は2セットにしたという。
同校は今後、教諭の手製の教具・教材について、複数の教員で安全性を確認するという。浜口勝己校長は会見で「自作の教材は各担任がそれぞれの判断で作り、管理職は把握できていなかった。教具として適しているかを確認する態勢をつくれていなかった。校長である私の責任」と述べた。また、牧岡努教育長は「取り返しのつかない結果になった。心よりおわび申し上げます」と謝罪した。
同校は14日に保護者会を開き、再発防止への取り組みを説明。町教委は事故原因を調べる第三者委員会を設置するかどうか、有識者らと協議した上で決める。(村野英一)
2019年11月26日21時15分
https://www.asahi.com/articles/ASMCV4T51MCVULOB014.html
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