ドローンでAEDの緊急配送実験

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20191127/3000007889.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

過疎化が進む愛知県新城市の山あいの地域で、緊急時に備えて
AEDをドローンで配送する実証実験が行われました。

実証実験は、ドローンの新たなビジネスモデルにしようと愛知県が行ったもので、
新城市作手地区の山の中で急病人が出たという想定で始まりました。
ふもとの広場には県や市の職員などが集まりドローンの下に備え付けた箱にAEDを入れたあと、
約1.7キロ離れた目的地に向けて発進させました。
ドローンは、高度100メートルほどの高さで飛行し、10分あまりすると目的地に到着しました。
目的地では、現場の担当者がドローンからAEDを取り出し問題なく使用できることを確認していました。

このドローンは、重さ20キロまでの荷物を運べるということで、
愛知県は実験をもとに課題などを洗い出し、速やかにAEDを配送できる
効果的な方法をさらに検討することにしています。

新城市企画政策課の杉浦達也課長は
「過疎化が進む地域では、救急車を運用したり人がAEDを運んだりするのは難しい。
ボタン1つでAEDを配送できるこうした取り組みの実用化が期待されている」
と話しています。

11/27 19:16