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2019/12/01(日) 03:16:31.66ID:3pzE6txd9中国 景況感改善も香港めぐる米中対立懸念で先行き不透明
2019年11月30日 13時39分米中対立
中国で30日発表された今月の製造業の景況感を示す指数は、先月よりも改善し、景気判断の分かれ目となる50を7か月ぶりに上回りました。ただ米中の貿易交渉をめぐって香港情勢をめぐる両国の対立の影響も懸念されていて、景気の先行きは依然、不透明な状況です。
中国国家統計局は毎月、製造業の3000社を対象に景況感を調査し、製造業PMI=購買担当者景気指数として発表しています。
30日発表された今月の製造業PMIは50.2となり、先月よりも0.9ポイント改善しました。
製造業PMIは、アメリカとの貿易摩擦の長期化を背景に、ことし5月から6か月連続で景気判断の分かれ目となる50を下回っていましたが、今回は7か月ぶりにこの節目を上回りました。
中国当局は「クリスマス商戦で海外からの受注が増えた」と分析しているほか、アメリカとの貿易交渉で第1段階の合意に向けた協議が進んでいたことも景況感の改善につながったとみられます。
ただ米中両国は今週、アメリカで「香港人権法」が成立したことを受けて激しく対立していて、貿易交渉への影響も懸念されているうえ、30日の発表でも「製造業の下押し圧力はある」としていて、景気の先行きは依然、不透明な状況です。