https://jp.reuters.com/article/toyota-maas-idJPKBN1Y30P1


ビジネス
2019年11月29日 / 09:04 / 1日前
アングル:トヨタがMaaSで新展開、「モビリティカンパニー」への試金石
Reuters Staff
[東京 29日 ロイター] - トヨタ自動車(7203.T)が28日、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の実証実験として進めてきた「my route(マイルート)」の本格展開に乗り出した。自動車の所有から利用への動きが進む中、トヨタは「自動車をつくって売る会社」から、移動に関わるあらゆるサービスを提供する「モビリティカンパニー」への転換を目指している。「マイルート」はその試金石となる。


「マイルート」が提供するMaaSは、スマートフォンのアプリ利用者が、電車やバス、タクシー、レンタカー、カーシェアなど多様な移動手段を組み合わせ、目的地までの最適なルートを検索したり、乗車予約・決済ができたりするサービス。

ルート周辺の店舗・イベント情報を提供するほか、自動車メーカーらしい情報も活用する。例えば、道路の渋滞状況によってバスの到着時間が変わることから、道路状況を反映した交通手段や最適なルートを提案することで、既存の経路検索サービスとの差別化を図る。

トヨタは昨年11月から西日本鉄道(西鉄)(9031.T)と福岡市で「マイルート」の実証実験を行ってきたが、今回はサービス提供地域を北九州市にも広げ、新たに九州旅客鉄道(JR九州)(9142.T)が参画した。
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