国内で人工保育された雌のホッキョクグマ「ピース」が2日で20歳になるのを前に、愛媛県砥部町の県立とべ動物園で1日、誕生会が開かれ、飼育員や見物客ら約400人が祝った。

 動物園で生活するホッキョクグマの寿命は25〜30年が一般的。動物園によると、これまで国内で人工保育されたホッキョクグマの寿命は数十日などと短く、ピースは生存記録を更新している。

 プレゼントは、ミカンなどの果物とともに「20」の文字が描かれた色とりどりの氷の特製ケーキ。ピースが駆け寄って夢中になってかじりつく様子を、見物客が写真撮影などをして楽しんだ。

2019/12/1 18:23 (JST)
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