大阪市に本社がある「象印マホービン」が不正アクセスを受け、およそ28万人分の顧客の名前などの個人情報が流出しました。
この情報を悪用したとみられる不審なメールが顧客に送られているということで、会社では注意を呼びかけています。

「象印マホービン」によりますと、3日外部から不正アクセスを受け、会社のシステムからネットショッピングの顧客、およそ28万人分の氏名と住所、メールアドレス、そして注文した商品の情報が流出したということです。
会社によりますとその後、複数の顧客からクレジットカードの情報の入力を求める不審なメールが届いているとの連絡が会社に寄せられているということで、中にはすでに入力をしてしまったという顧客もいたということです。
「象印マホービン」では、警察に連絡を入れるとともに、流出した個人情報が何者かに悪用されているおそれが高いとして、ホームページなどで不審なメールには注意するように呼びかけています。

NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191205/1000041093.html