志村けん(69)が園長を、嵐・相葉雅紀(36)が飼育係を務める「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)に出演中の白井家で、“馬の違法解体”が行われていたことが「週刊文春デジタル」の取材でわかった。

「白井家」は、子どもたちから“神”と呼ばれる母親の白井由紀子氏が中心となり、家族5人が浜松市にある自宅で約40匹の動物の飼育に悪戦苦闘する様子が人気を博している、「天才!志村どうぶつ園」の準レギュラーコーナーだ。なかでも長男・鴻明氏、次男・迅氏は「イケメン大学生兄弟」としてファンも多い。

白井家に新たに浮かび上がった“愛馬の違法解体”疑惑
 しかし今までにも白井家が多くの問題を抱えていることが明らかになっている。「不適切飼育」や「近隣トラブル」、「疑惑の蹄鉄販売」など、その飼育姿勢には疑問を禁じ得ない。

 そこで今回持ち上がったのが“愛馬の違法解体”だ。白井家をよく知るAさんが、ショックを隠せない様子で語る。

「由紀子さんに呼び出されたボランティアの人々が白井家に着くと、あたり一帯に異臭が漂っていたそうです。そして彼らの目の前にあったのは白井家の愛馬のバラバラ死体。由紀子さんの指示で、ボランティアがその遺体を運搬させられたそうです」

 その死体は白井家で長年飼育されていたオス馬のフルハートだという。

「元々競走馬だったのですが、引退して殺処分寸前だったところを10年前に白井家に引き取られました。フルハートは30歳で、人間で言うと100歳以上の高齢馬でした。白井家の動物の中でも古株で、白井家を象徴するような存在です。人懐っこい性格で子ども好きの優しい馬でした。白井家のみなさんも『志村どうぶつ園』で『家族のようだ』とたびたび語り、可愛がっているようにみえました」(同前)

 しかしフルハートは転倒して負った複雑骨折が原因で、1月17日に死亡。フルハートが天国へ旅立つ様子は、2019年2月16日の「天才!志村どうぶつ園」でも放映された。自分たちの成長を家族のように見守ってくれたフルハートの死を、長男の鴻明氏や次男の迅氏がカメラに向かって涙ながらに語っている。

 由紀子氏自身も「フル君には相当お世話になった。いろんなことがあったときに悩みを聞いてもらってフルの前で泣いたこともある。母子家庭だったし、色々決めるのにフルに相談したよね」と、まるで自身のパートナーを亡くしたかのようにその死を悼んでいた。

 だが、その愛馬の弔い方に、同家の運営に関わるボランティアから疑問の声が挙がっているという。白井家には、動物の飼育や壊れた設備の修繕などを手伝うボランティアが複数人いる。彼らは既報の通り、交通費なども支払われず、無償で白井家に尽くしているのだ。

 別の白井家の知人Bさんによると、フルハートは馬房で亡くなり、その後、扉を締め切った状態でしばらく放置されていた。そして、死後4日が経った頃、白井家を手助けするボランティアに由紀子氏から声がかかったのだという。

フルハートの傍らで佇む、ナタを手にした年配の男性
「1月21日、由紀子さんは『フルハートを運びたいので力のある人に手伝ってほしい』とボランティア数人を呼び出しました。ボランティアらも生前のフルハートの優しさを知っているし、フルのためならと駆けつけたそうです。そこで彼らは衝撃の現場を目の当たりにしました」

 ボランティアらが白井家に到着すると、見知らぬ2トントラックが駐車されていた。傍らでは素手でナタを持った年配の男性が1人で何やら作業をしていたという。

「白井家に入ると、あたりには異臭が漂っていました。そしてフルハートらがのんびりと歩いていた砂利の庭に、頭や四肢、尻尾が切断された状態の馬の胴体だけが横たわっていたのです」(同前)

 ボンティアらは、その現実離れした光景に言葉を失ったという。フルハートの生前の姿を知る彼らにとっては耐え難い状況だった。

「胴体からは、まだ血が滴っていたそうです。ボランティアの人々は『まさかそんな状態だとは思ってもみなかった。顔も足もないフルハートを直視できなかった』と憔悴した様子で話していました」(同前)

全文
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17493363/
白井家の皆さん
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/b/2b589_1386_6db5378812d32aea5f72ac4e199f3116.jpg
文春
https://youtube.com/watch?v=jButwkdDdyA
https://youtube.com/watch?v=o4KmB8hRV8o
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