https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191210/k10012209111000.html

兵庫県姫路市の小学校の道徳の授業で、50代の男性教師が指導方法を注意された男子児童に腹を立て、
首をねんざするけがを負わせていたことがわかりました。児童はこのあと学校を休んでいて、
市の教育委員会は体罰にあたるとして教師の処分を検討しています。

姫路市教育委員会によりますと11月29日、市内の公立小学校に勤める50代の男性教師が新人教師の
指導のため別の小学校を訪れ、3年生の道徳の授業に立ち会いました。

この中で男性教師が女子児童の姿勢を正そうと体に触れたところ、同級生の男子児童から
「嫌がってるやん」とやめるよう注意されました。

これに対し、教師は男子児童を廊下に連れ出して、両手で顔をはさんで正面を向かせようとし、
はずみで児童は首のねんざなどのけがを負いました。男子児童はこのあと学校を休んでいるということです。

小学校は今月2日に男子児童の保護者から連絡を受けて状況を把握し、全校集会の場で男性教師は
「児童の言葉に感情的になってしまった」と謝罪したということです。

姫路市教育委員会は教師の行動は体罰にあたるとして、処分を検討しています。