山梨県山梨市の甲武信ヶ岳に登山に出かけ行方不明になった男性が12月12日、3日ぶりに発見され救助されました。
男性は沢に転落して大けがをしましたが命に別状はないということです。
救助されたのは中央市高部の会社員前島隆生さん59歳です。
前島さんは12月9日、標高2475メートルの山梨市の甲武信ヶ岳に1人で登山に出かけたまま連絡が取れなくなり警察は遭難したとみて捜索していました。
消防によりますとこの日午前11時頃、埼玉県警の防災ヘリコプターが西沢渓谷の駐車場からおよそ2キロ北西の沢で煙を上げている男性を発見しました。
そして山岳救助隊が地上から現地へ向かって男性を救助し県の防災ヘリコプターで甲府市内の病院に運びました。
男性は行方が分からなくなっていた前島さんで、警察によりますと甲武信ヶ岳から下山中に沢へ転落し腰の部分の骨を折る重傷ですが命に別状はないということです。

2019.12.12 20:25 UTY
http://www.uty.co.jp/news/20191212/6716/