12/15(日) 19:31配信
共同通信

 【シンガポール共同】オバマ前米大統領は14日、訪問先のシンガポールで講演し、地球温暖化問題について「若い人の方が親や祖父母の世代よりも緊急性をよく理解している」と指摘、若者らが中心となって各国の政府に対策を求めるよう呼び掛けた。

 スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)について「彼女が広めた運動は若者が既存の機関を変えようとしている良い例だ」と歓迎。「われわれのような年配者は若いリーダーに道を明け渡すべきだ」と述べた。

 オバマ氏は大統領だった16年に地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を批准したが、トランプ米大統領が就任後に離脱を決めた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191215-00000105-kyodonews-soci