SMBC日興証券が社員の介護離職防止や能力開発のため、週休4日や週休3日の制度を来春に導入することが16日、分かった。多様な働き方を認めることで優秀な人材をつなぎとめる狙いがあり、副業も解禁する。清水喜彦社長(64)は「社員固有の事情を酌み、働きやすい環境にしていく」としている。

 週休4日の導入は、大手企業では異例。対象は40歳以上の正社員とし、40〜50代の利用目的は介護に限定する。週休3日は30歳以上で、30代は育児と介護に限る。基本給はそれぞれ通常勤務時の60%、80%に引き下げるが、復帰することも可能だ。派遣社員や管理職は対象に含めない。

12/17(火) 0:00配信  KYODO
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