安倍晋三首相は17日、東京都内のホテルで開かれた故天野之弥前国際原子力機関(IAEA)事務局長をしのぶ会に出席し、「軍縮・不拡散、原子力の平和利用で大きな貢献をされた。日本人として本当に誇りに思う」と功績をたたえた。
 首相は、北朝鮮やイランの核問題の打開に向け、天野氏が果たした役割に言及。「もっと貢献してもらいたかった。遺志を私たちもしっかり受け継いでいかなければならない」と語った。
 天野氏は7月、IAEA事務局長として3期目の任期中に死去した。

2019年12月17日12時36分 時事
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