0001みつを ★
2019/12/19(木) 04:06:28.01ID:sbNkU93R9原子力関連施設の全壊 木製筋交いの腐食が原因 老朽化対策課題
2019年12月18日 22時38分
ことし9月の台風で全壊した茨城県にある原子力関連施設について、日本原子力研究開発機構は、建物の木製の筋交いが腐食していたため設計基準の半分の風で倒れたとする調査結果をまとめました。原子力機構にはほかにも昭和の時代につくられた施設が多く残り、老朽化対策が課題となっています。
茨城県大洗町にある原子力機構の大洗研究所では、ことし9月の台風15号で研究用原子炉を冷却する高さおよそ17mの建物が全壊しました。
当時、敷地内の最大瞬間風速はこの建物の設計基準のおよそ半分の30m余りしかなかったことから、原子力機構で倒壊の原因を詳しく調べていました。
その結果、建物を支える木製の筋交いの一部が腐食していたことが分かり、それを基にシミュレーションしたところ、基準を下回る風で倒壊することが確認されたということです。
施設は昭和43年に完成し51年がたっていて、すでに廃止が決まり放射性物質はありませんでしたが、外壁にアスベストが含まれ、倒壊時、微量が飛散したおそれもあります。
定期的に点検はしていたということですが、木材の表面が金属に覆われていたため腐食に気付かなかったということです。
原子力機構によりますと、全国で89の施設が老朽化し、その7割が建設から40年以上たっているということで、今後、点検方法の見直しなど再発防止策を検討したいとしています。
限られた予算 老朽化対策が課題
(リンク先に続きあり)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191218/K10012219061_1912181142_1912181159_01_02.jpg