手書きの離党届
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自民党の秋元司衆議院議員(48)が、日本のIR(統合型リゾート)事業をめぐり、中国企業側から、およそ370万円相当の賄賂を受け取った収賄の疑いで、東京地検特捜部に逮捕された。

収賄の疑いで逮捕されたのは、内閣府の前副大臣でIR担当だった、衆議院議員の秋元司容疑者。

また、IRへの参入を目指していた中国企業「500ドットコム」の顧問・紺野昌彦容疑者(48)や、仲里勝憲容疑者(47)ら3人も贈賄の疑いで逮捕された。

秋元容疑者は、日本のIR事業をめぐって便宜を受けたいとの趣旨と知りながら、500ドットコム側から、現金300万円の賄賂を受け取ったほか、家族とともに行った北海道旅行の旅費など、およそ70万円相当の利益供与を受けた疑いが持たれている。

秋元容疑者はこれまでに、中国・深センの500ドットコム本社を視察するなどしている。

逮捕直前、秋元容疑者はFNNの取材に対し、「事実無根であり、全く関与していません」と答えていたが、特捜部はIR参入をめぐる癒着の実態を調べている。

秋元容疑者は25日、自民党に離党届を提出して自民党も受理したという。

FNNは、秋元容疑者手書きの離党届を入手した。

「自由民主党本部御中 離党届 私は、本日、一身上の都合により貴党から離党させて頂きます。秋元司」と手書きで書かれている。

12/25(水) 17:08
フジテレビ系(FNN)
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