約23万人が犠牲になったインド洋大津波から26日で15年になり、日本人28人が亡くなったタイ南部で追悼式典が行われています。

 2004年、インドネシアのスマトラ島沖を震源とする地震で発生した津波では約23万人が死亡し、タイ南部では28人の日本人が犠牲となりました。復興が進んで観光客の活気も戻るなか、現地在住の日本人からは今後を心配する声も上がっています。

 プーケット在住・大野肇さん:「どこに津波があったかというくらいきれいになっている。津波がきたら逃げるという看板は出ているが、(具体的な)説明がないから分からない」

 津波を知らない世代が増え、防災施設の老朽化も進むなか、風化をどう防ぐかが課題となっています。

テレ朝NEWS 2019/12/26 12:10
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