缶詰などを万引きした山形警察署の男性警視が、裁判所から罰金の略式命令を受け依願退職した。

窃盗と暴行の罪で裁判所から罰金30万円の略式命令を受けたのは、山形警察署の男性警視(49)。男性警視は12月、山形市のデパートでカニの缶詰など5点を盗み、逃げる際に68歳の警備員の女性を押す暴行を加えた。また11月にも市内のスーパーからサプリメントなど3点を盗んでいた。

警察によると、男性警視は2018年4月ごろから20回ほど万引きを繰り返し、盗んだ物をインターネットを使って販売していた。動機については「仕事や家庭の悩み」のほか、「万引きに成功した解放感が重なり、どうせなら売れるものを盗もうと思った」と供述していたという。

男性警視は27日、罰金を納めて釈放された。県警から停職1か月の懲戒処分を受けたが、依願退職した。

12/27(金) 18:38配信  さくらんぼテレビ
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