ゴーン被告の日本逃亡は正しい選択−オリンパス元社長が英紙に表明
Niki Koswanage
2020年1月2日 15:41 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-02/Q3GT99T0G1KW01

・公正な裁判を受けられていたかどうか「重大な疑義」
・英紙タイムズがオリンパスのウッドフォード元社長にインタビュー

オリンパス元社長のマイケル・ウッドフォード氏は英紙タイムズとのインタビューで、金融商品取引法違反などの罪で日本で起訴されたカルロス・ゴーン被告が国外逃亡したことは正しい選択だとの見解を示した。

  ウッドフォード氏は、ゴーン被告が公正な裁判を受けられていたかどうか「重大な疑義」が生じると指摘。同被告が「なぜそのようにしたか完全に理解できる」と語った。

  ウッドフォード氏は2011年4月にオリンパス初の外国人社長に就任したが、同年10月に社長職を解任された。同社による巨額の不正会計と長年にわたる損失隠しを暴いた後、日本から出国した。


原題:
Former Olympus CEO Says Ghosn Was Right to Flee Japan: Times(抜粋)