https://mainichi.jp/articles/20200106/k00/00m/040/268000c


年末ジャンボ1等当たりくじを偽造 銀行に持ち込んだ男を詐欺未遂容疑で逮捕
毎日新聞 2020年1月6日 21時09分(最終更新 1月6日 21時09分)


 愛知県警中村署は6日、2018年12月31日に抽選があった「年末ジャンボ宝くじ」の偽造当選券で、1等7億円をだまし取ろうとしたとして、三重県四日市市の無職、山本智章容疑者(42)を詐欺未遂容疑で現行犯逮捕した。この宝くじの換金期限は6日だった。同署によると、山本容疑者は「正規の販売店で購入した宝くじのうちの1枚」と容疑を否認している。


 逮捕容疑は6日午後、名古屋市中村区のみずほ銀行で男性行員(40)に対し、偽造の宝くじ当選券を出して当選金7億円をだまし取ろうとしたが、行員に見破られて失敗に終わったとしている。

 同署によると、行員から「偽造と思われる宝くじを持ち込んだ客がいる」と110番があった。同署は詳細を明らかにしていないが「ぱっと見ただけでは(偽物と)分からない」という。【田口雅士】