◆ 安保条約60年 第1部/5 空自、F2後継機開発 「日本主導」無人機、出遅れ

2020年度から開発が始まる航空自衛隊のF2戦闘機の後継機。
中期防衛力整備計画(19〜23年度)に基づき、政府は米英などとの協力を視野に置きつつ「我が国主導の開発」に乗り出す。

しかし、この計画については米国の国防総省関係者などから必要性そのものに疑問が投げかけられていた。
「今さら有人機を造るのか。そんなカネと時間があるなら無人機を考えるべきだ」。
米国防総省側が防衛省とのやりとりの中で、そう投げかけたのは中期防策定(18年末)の数年前だった。

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https://mainichi.jp/articles/20200107/ddm/002/010/107000c