1/15(水) 19:25配信

【パリ時事】日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告は14日、フランス紙フィガロなどとのインタビューに応じ、自身が主張する日産による陰謀について、逮捕翌日に面会したピック駐日仏大使から聞かされたと明らかにした。

 フィガロ紙(電子版)が15日報じた。

 ゴーン被告は、ピック大使から「日産が反旗を翻している」と言われたと説明。「その時に(逮捕が)陰謀だということを理解した」と述べた。フィガロ紙は「ゴーン事件をめぐる日仏両国の微妙な立場が改めて浮き彫りになった」と指摘した。

 在日仏大使館広報部は15日、時事通信に「現時点で伝えられる情報はない」として詳細なコメントは避けた。大使館はこれまで、ピック大使が2018年11月の逮捕後にゴーン被告と面会したことを認め、「外国で逮捕されたフランス人は領事保護を受ける権利がある」と説明していた。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-00000124-jij-eurp
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