農業女子「家族経営協定」を学ぶ
(とっとり県)

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20200116/4040004128.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

県内の女性農家が働きやすい環境作りを進めようと、農家が家族の中で仕事の役割分担や、
働く時間などを文書にして取り決める「家族経営協定」について学ぶ研修会が、倉吉市で開かれました。

この研修会は、女性の力で農業を盛り上げようと取り組む「とっとり農業女子ネットワーク」が開いたもので、
県内の女性農家15人が参加しました。
研修会では、ネットワークの代表杉川一二美さんが講師を務め、農家が家族の中で経営方針や役割分担、
それに給料などの労働条件を文書にして取り決める「家族経営協定」について紹介しました。

この中で杉川さんは、家族経営の農家では仕事と生活の境目が明確でないケースも多いことから、
様々な不満やストレスが生まれがちなので、家族間で十分に話し合ってルールを作ることは、
意欲とやり甲斐につながると説明しました。

そして、家族でスイカを生産している杉川さん自身が、協定を結んだことで、
食費などの支出を家族で分担することができたり、休日をしっかり取れるようになったりしたと伝えました。

家族で米などの生産を行う大山町の女性は「子育てや介護に追われていた時期を振り返ると、
もう少し早く協定について知っておけば良かったなと思います。今後、広まってほしいです」
と話していました。

01/16 18:12