埼玉県は20日、さいたま市浦和区の埼玉会館で「おもてなし力向上セミナー」を開催した。
県内の観光関連事業者や市町村の観光担当者、ボランティア団体の関係者ら約80人が参加し、県内観光客のリピーター獲得に向けた心得などを確認した。

 セミナーでは、今年夏に開催される東京五輪・パラリンピックなどで来県する観光客へのおもてなし力向上を図る。
五輪・パラリンピックイヤーを迎えた今回のセミナーでは、旅行会社「クラブツーリズム」で県内全市を巡る「埼玉40市めぐり」を企画した喜多見修一さんらが講師を務めた。

 喜多見さんは「五輪になると外国の方も増えるが、特別なことをするのではなく、(道案内などで)一言声を掛けてあげるだけでいいと思う。ちょっとした声掛けで旅先の印象が変わる」と話した。

 県観光課は「五輪・パラリンピックでは国内外から県内に約100万人がお越しになると見込んでおり、県にとって大きなチャンス。
各所で心のこもったおもてなしをすることでリピーターを獲得し、今後につなげたい」と期待した。
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